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バフェットの教訓

バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵
(2008/01)
メアリー・バフェット デビッド・クラーク

商品詳細を見る
読みやすさ ★★★★☆
内容充実度 ★★★☆☆
満 足 度  ★★★★☆

バフェット流の「株式投資テクニック」をこの本に求めると、
期待はずれに終わるかもしれません。

なぜなら、本著には「バフェットロジー」と呼ばれる
バフェットの「投資哲学」が主に書かれているからです。

だとすると、読む価値が無いのか、というと、決してそうではありません。
株式投資の基本戦略を立てるのに、大きな示唆を得ることができます。

そう、株は、つまるところ「銘柄選び」と「売買のタイミング」がすべて。
この2点を見誤らないように、バフェットは、「2つのルール」を持って臨みます。
そのルールとは単純明快で、
 1 「根源的経済性」を持つ企業に投資する
 2 「長期的経済性」を持つ企業に投資する
というもの。

このルールを支えるのが、“徹底的な”ファンダメンタルズ分析です。
バフェットはビジネスを研究し尽くし、少しでも理解不足があれば、決して手を出しません。
長期にわたってどんな状況になろうとも、この基本戦略はブレることがありません。

ここで素人のわたしが知りたいのは、「では、ファンダメンタルズ分析はどうやるのか?」
なのですが、残念ながら本著では具体的に触れられていません。
バフェットロジーの真髄は、自分なりに学んでいくしかなさそうです。

本著を読むと、バフェットは自分のルールにストイックなほど忠実で、
しっかり頭に汗をかき、勝つべくして勝っているのがわかります。

ということは、一介のサラリーマンのわたしが、基本戦略も持たずに
生半可な知識で手を出しても成功はおぼつかないわけで。日を見るより明らかですね。



●根源的経済性に富むビジネスとは
 ・揺るぎない競争優位性を消費者の心の一部に食い込む形で保有している事業
 ・愚かなCEOに経営されても利益が還元される企業。懸念されること自体が不適格
 ・成長に新たな資本注入を必要としないビジネス
 ・激しい競争にさらされないビジネス
 ・変える必要のない製品を保有するビジネス
   研究開発費が不要で、はやりすたりに翻弄されない
   ビール、キャンディ、自動車保険、清涼飲料、チューインガム、安全カミソリ
 ・誰にも見向きもされず、投資ファンドから相手にされず、割安な株
●長期的経済性に富むビジネスとは
 ・将来の業績が測定できる会社
 ・「修正がきく経営上の一過性かつ修正可能なミス」により株価が下落している会社
 ・産業全体の不況、弱気相場によって下落している会社
 ・株は過大評価される傾向をもつ
●成功する投資家は適切な「気質」と「知的素養」をもつ
 ・他人が臆病なときに強欲になり、他人が強欲なときに臆病になる
 ・賢者はファンダメンタルズの良好さに注目する
 ・投資先のすべてを理解する。合理的でいる
 ・分散投資をしない
   勝ち負けを相殺してしまい、大金を得られない
   90%の勝ちは、わずか10の銘柄からもたらされた

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りょう

管理人:りょう
山口県在住。リテール系金融機関で店舗マネジメントに携わっています。
妻と娘の3人家族。フォトリーダー。
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