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[T36] モチベーション・マネジメント ― 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方 (PHPビジネス選書)

書評リンク - モチベーション・マネジメント ― 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方 (PHPビジネス選書)

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  • 2008-12-31

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モチベーション・マネジメント

モチベーション・マネジメント ― 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方 (PHPビジネス選書)モチベーション・マネジメント ― 最強の組織を創り出す、戦略的「やる気」の高め方
(2002/12/02)
小笹 芳央

商品詳細を見る
読みやすさ ★★★★☆
内容充実度 ★★★★★
満足度    ★★★★★

「地位」や「金銭」をちらつかせても、部下は動かなくなりました。
上司との「コミュニケーション」の質がすべて、といってもいいくらいです。

本著は、部下を「自発的につき動かす」ためのコミュニケーションのテクニックを、
「期待できる効果」によって20に分類し、解説しています。

本著がすぐれているのは、体系的・網羅的に手法を整理していながら、
理論的・抽象的な内容にとどまらず、具体的な技術にまで及んでいるところ。
読めば即応用・実践できるようになっています。

しかも、20の技術はそれぞれ独立しているので、
着手しやすいところから取り組むことができます。

さらに、これらの技術は部下を動かすためだけでなく、
自分自身のモチベーションの維持・強化にも役立ちます。

「遠回しの抽象論より、とにかく即効が欲しい」。
そんな状況にあるリーダーにとって、ぴったりの一冊です。

ところで、著者はオーディオ・ブックもいくつか出しています。
こちら↓は「自己変革」がテーマのものですが、本著の内容にも絡んでいておススメです。
小笹芳央が語る自己変革のための60のヒント



●部下への影響力とは
 ・こわい   = 自分の軸を持っている。規律をしっかりと持っている
 ・すごい   = あの人なら間違いない、という知識、技術、専門性
 ・すてき   = 認めてくれる、ポジティブな評価をしてくれる。人間的魅力がある
 ・ありがたい = 自分のことを一生懸命考えてくれる
 ・信頼できる、本気である
●ゴールセッティング
 ・全体の7割程度の部下が達成できるような水準に設定する
 ・能力を把握し、「ちょっと頑張れば手が届く」レベルに設定する
 ・100%は最低ライン、110%、120%と上がるごとにインセンティブをアップさせる
●コミットメント効果
 ・「決定の場面」で当事者として意見を言わせる。自分が決めた、と感じさせる。
  存在意義・効力感を確認できる。責任を持とうとする
 ・意見を求める。引き出そうとする。決定を任せる。寄与感、一体感、存在感を生む
 ・ベテランに対しては「豊富な経験・知識を踏まえた意見を求めたい」
●ロールモデル効果
 ・近い将来の自己像をイメージできる人物を設定する
●オンリーワン効果
 ・「いい部分」「人とは違う部分」など、個性・希少性を探してやる
  目に見える部分(成績、改善提案など)、行動や考え方に褒める部分を見出す
 ・優れた部分はフィードバックされるべき
●ライバル効果
 ・ライバルとの競り合いを意識させる。「ランキング」が効果的。
  競争機会と競争相手を設定する。
  「あの人を超えることができるとみられている」、
  「自分のことを認めてくれている」という気持ちを持たせる
●オプション効果
 ・褒賞の選択肢を多く与える
●サンクス効果
 ・お客さまからの感謝のことばを利用する。「ありがとう」「役に立った」
●スポットライト効果
 ・名前を取り上げる。読み上げる、載せる
 ・まんべんなく取り上げる。ひとりに、ひとつの指標に偏らない
●ナレッジ効果「ポータブルスキル」
 ・営業力とはコミュニケーション能力。商品の魅力を伝えること
 ・意思決定を促す力=クロージング
●マイルストーン効果
 ・目標への道のりを示す。途中の目標を明確にし、周囲に宣言する
 ・具体的な「行動」を明確にする。いつまでに何をするか
●フィードバック効果
 ・「評価・感想・褒める」は即、その場で
●コントロール効果
 ・「思考」「行動」は変えられる。「感情」「生理」は変えられない
 ・「変えられること」に意識を向ける。「その状況を突破するために今できることは何だろうか」
●スクランブル効果
 ・成功事例の共有。結果だけでなく取り組み姿勢・プロセスを発表させる
●マッサージ効果
 ・同じような悩みを抱える他者と共有する機会を作る。安心感を抱かせる
●バリュー効果
 ・「この仕事はキミじゃなければできない」「キミに任せなければダメ」
  「キミでないとうまくいかない」
 ・本人の競争優位性を意識させる。存在感、効力感を感じさせる
 ・どんな部分を強みにしていきたいか、どんな仕事をしているときに最も集中できるかを知る
●クライテリア効果
 ・判断軸をしっかり定め、浸透させる
 ・今一番に考えたいこと。この3か月に最優先すること
 ・変わるときは、どう変わるか、なぜ変わるかをはっきりと伝える

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りょう

管理人:りょう
山口県在住。リテール系金融機関で店舗マネジメントに携わっています。
妻と娘の3人家族。フォトリーダー。
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